サイコパスの子どものチェックポイント

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サイコパスの子どものチェックポイント

サイコパスとはどのような障害か

サイコパスは反社会的な人格を意味する心理学用語が由来です。精神障害の診断と統計においては反社会性パーソナリティ障害に分類されています。主な特徴としてチェックされることは、非常に無慈悲で冷酷であることや、自己中心的で自尊心が過大であるほか、感情の欠如などがあげられています。

 

具体的には他者への思いやりが全く欠けていて、自分勝手に振る舞い、欲しいものを手に入れるためには平気で?をつき社会の規範を犯しますが、罪悪感を感じることはありません。

 

サイコパスは異常性が認められますが精神病ではなく、通常の社会生活を営んでいるので、平均から病的に偏ったパーソナリティ障害に分類されます。

 

また反社会的人格で類似するものとしてソシオパスと呼ばれる社会病質者がありますが、サイコパスが元来の性格に由来するものであるのに対して、ソシオパスは子ども時代の親の育て方など後天的な影響によるものと分類されます。

 

子どものサイコパスの兆候について

反社会的パーソナリティ障害であるサイコパスは、良心を持たない極めて特殊な性格の持ち主であるため、近年の研究では、既に幼少時においてその傾向が現れているという研究結果が発表されています。

 

そのチェックポイントとしては、他者への執拗な攻撃と他者のものを盗んだり壊したりといったことを日常的に行うことや、基本的な生活ルールも守らず自分のやりたいことを他者を傷つけても達成しようとすることなどの反社会性と、罪の意識が無く悪いことをしたという自覚を持つことができないことや、何事も他人のせいにし、他者の気持ちには全くの無関心で興味を持たないことがチェック項目としてあげられます。

 

成人後のサイコパスの矯正は難しいですが、子どもの頃に発見して適切なトレーニングを行った場合には矯正も可能であると考えられています。

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