性格神経症はサイコパスに似てる特徴があるのか

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性格神経症はサイコパスに似てる特徴があるのか

性格神経症とサイコパスの違い

性格神経症というのは、心因性の精神疾患です。ストレスやプレッシャーなどの様々な心の悩みを抱えてしまうことで、日頃から心配症や神経質といった性格に起因して、鬱などの精神疾患を発症してしまうことがあるのです。強い不安やストレスが原因となって、心身に不調が起こることです。神経症になりやすい人は、神経質や内向的、小心や過敏症のほかにも、完全主義的傾向によることがあります。

 

このような性格傾向は、サイコパスに似てる部分があります。ですから、一見同じように見えるわけです。しかし、その分かれ目としては、その結果の違いにあります。性格が似ていても、その両者が引き起こす結果は、真逆であるわけなのです。

 

つまり、サイコパスは神経症とは違って、まわりの人間を巻き込むトラブルを引き起こす可能性があるのです。

 

性格傾向の似てるサイコパスと性格神経症の引き起こす結果について

もともと、完璧主義者である人や、神経質な人、または悩みやストレスを内に抱え込みやすい人は、神経症を発症するリスクが高くなってしまいます。

 

誰かに相談したり、自らストレスを解消しようとする人と違って、外に発散することができない人は、いつの間にかひとりで、気付かぬうちに限界を超えてしまうことがあるのです。ですから、気付いた時には、自らを追い込んでしまうような最悪の事態に陥る可能性があるのです。

 

一方で、同じような性格傾向のあるサイコパスは、完璧主義者でありながら、決して自分を責めたり改めようと自己を顧みたりはしません。サイコパスにとって、ストレスやトラブルの原因となっていることに対しては、他罰的な態度を取るわけです。その結果は、相手を痛めつけたり、追い込んだりといったような、他害行為に及ぶことがあるのです。

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