サイコパスとアスペルガー症候群の似てる点と症状

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サイコパスとアスペルガー症候群の似てる点と症状

アスペルガー症候群と似ている点

犯罪が起きた時にサイコパスという言葉が使われるようになりました。何の接点もない人を殺す人や、人を殺すとどうなるかを想像できない人間がそう呼ばれるようになっています。「人を殺してみたかった」という理由で殺人を行う人がいることは、私たちにとっては恐怖でしかありません。

 

ただし、これは人間の脳の異変であると考えることもできます。なぜなら、現代研究の進んでいる発達障害の一種であるアスペルガー症候群と似てる点があるからです。

 

発達障害は育て方は関係なく、生まれ持った脳の性質であることが言われるようになりました。正常の人の脳より優れている部分と劣っている部分があるために、できることとできないことが激しいのが特徴です。興味のあることには過集中と言われるほどに熱中し、興味のないことにはまったく関心を示さないのも特徴の一つです。

 

違う点

サイコパスとアスペルガー症候群は脳の機能から考えて似てる点が多いです。ただし、サイコパスは、「人が死ぬときにはどうなるか?」ということに異常なほどに関心を持っています。そして、他人に関心が薄く、みんなが興味を持っていることより、自分の好きなことを優先する傾向にあります。

 

また、想像力が乏しいために、人の立場に立って考えることを苦手としています。そのために「人を殺したらどうなるのか」ということを考えないのです。「人が死ぬときにはどうなるか」を見たいという興味が先行し、その人がどうなるのか?や家族、あるいは自分がどうなってしまうかなんて考えていないのです。

 

アスペルガー症候群も人への興味の薄さや、相手の立場になることを苦手とします。しかし興味の方向が勉強に向けば常に成績優秀になります。そこに自分の居場所ができるので、ますます頑張るようになります。興味の方向がおかしな方へ行くと大変なことになってしまうのです。

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