社会的規範に順応するサイコパスもいる

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社会的規範に順応するサイコパスもいる

社会的規範に順応できるサイコパス

現代の世界は大半の国で法律が運用されており、その法律があるからこそ人は安心して生活できるようになっています。

 

もし法律から逸脱する人がいれば、それは警察などの公権力が必要に応じて身柄を拘束するなどの形で対処するでしょう。

 

こうした仕組みがあるため、サイコパスが何らかの犯罪を犯した場合には即座に捜査が行われて地域の安全が保たれています。

 

しかしこれが「全てのサイコパスを逮捕できる」という仕組みでは無いということは知っておかなくてはなりません。

 

よくこうした特徴を持つ人物は必ず犯罪に手を染めると思われることがあるのですが、実際には社会的規範に順応し、普通の生活をしているサイコパスもいるのです。

 

少なくとも法律を守っている間は一般的で善良な国民と同じですが、潜在的な犯罪者を逮捕することはできない、犯罪を起こしそうでも基本的には犯罪を起こさない限り逮捕できないというのは、現代社会の抱える問題点の一つだと言えます。

 

逮捕されないからこそ被害者が増える

社会的規範を守っている限り、順応できている限りは不当に逮捕されないということは、現代の日本において基本とされるものです。

 

もし警察などの公権力がその場の気分などで国民を拘束できるとすれば、それは過去のファシスト政権と同じものになってしまうでしょう。

 

しかしサイコパスの問題に限っていえば、この犯罪を起こさない限り逮捕ができないという仕組みは被害者を増やす原因になってしまっているとも言えます。

 

サイコパスの中には社会的規範に順応できる人もいるというのは先ほど述べた通りですが、これは「逮捕されない範囲であれば他者に危害を加えることができる」ともなり得ます。

 

そして事実として、サイコパスの中には自身が逮捕されないようにうまく立ち回って他人を害する人もいるのです。

 

もちろん現代の技術でサイコパスかどうかを瞬時に判断することができない以上は仕方のない部分はあるのですが、こういった状況にあるからこそ、まずは自分で身を守ることを第一に考えるようにしましょう。

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