健常者の脳波とはまるで違う脳波を示すサイコパス

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健常者の脳波とはまるで違う脳波を示すサイコパス

健常者の脳波とまるで違う脳波を持つサイコパス

一説によるとサイコパスは人口の4%程に存在していると言われており、知らず知らずのうちに私たちの周りにも存在しており社会に気づかれることなく溶け込んでいると考えられます。現在はその原因が判明しつつあり前頭葉に異常があるために引きおこる病気であるとされ、半数以上は遺伝によるとするデータもあります。

 

人格障害の範疇に入れられたことで、入院させるなど治療の対象とすることが可能になりました。サイコパスの脳波は健常者のそれとまるで違う様相を見せることが知られています。

 

サイコパスの場合、健常者では思わず感情を揺すぶられるような「愛」や「死」などの言葉を聞いても、無機質な「机」「イス」などの言葉に対する脳波となんら変わらなかったとする報告もあります。未だ未解明な部分も多く治療法は確立されていませんが、前頭葉の器質的な問題であると分かったことは、今後の治療の研究にとって大きな光が差したと言うことが出来るでしょう。

 

物語で犯罪者の背景にあるものとして使われるサイコパス

サイコパスはドラマやアニメ、小説などで犯罪を引き起こすキャラクターの背景にある要素として取り上げられることがままあります。2017年に放映されたドラマ「真昼の悪魔」ではサイコパスの女医が自分の異常な性格、欲求に苦しみ「良心の呵責」を感じたいために勤め先の病院で次々と人を傷つける姿が描かれています。

 

貴志祐介氏の「悪の経典」は一見頼りがいがあり人気のある高校教師によるクラス全員の殺害計画を描いた傑作で、様々な賞に輝いています。特有の心理状況、特殊な思考回路が一般人にも分かりやすく描かれていて多くの反響を生みました。非常に特殊な思考回路を持ち感情に行動が規制されることがないため、健常者が容易に出来ないことも平然と実行することで周囲を驚かせます。

 

サイコパスの脳波を検査してみると健常者の脳波とまるで違う脳波を示すことが知られています。

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