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犯罪などの半社会的行動とサイコパスについて
普通の人が感じる罪悪感を感じないサイコパス
世の中で起こる犯罪は、いろんな理由で起きます。例えば未成年が集団になるとやってしまうという犯罪もあります。中身は軽いものであってたとしても、法律を犯した時点でそういった行為は半社会的行動となり、犯罪になってしまいます。
程度は軽いとはいえ、横断歩道を赤で渡ってしまったような場合も社会のルールには違反しており、半社会的行動となってしまいます。子供の場合、赤信号で渡った程度でも罪悪感を持つものですが、サイコパスの診断をされた場合、このような罪悪感や自分の行為によって人に迷惑をかけたことに対して悪いことをした、であるとか、申しわけなくて謝罪したいといいった感情が生まれないのです。
サイコパスの脳は謎が多い
このようなサイコパスに関しては、該当者の方の脳で何が起きているのかがいまだに謎に包まれたままです。こういった人が持つ心理の一つの特徴としては、他人の気持ちに対する共感力が極端に弱いこととされています。
普通の人でも共感する力は個人差があり、すべての方が他人の悲しみに一緒になって泣くということはしませんが、深い悲しみの方を前にすると、多少でも気持ちを共有して悲しみの感情は感じるものです。
しかしサイコパスの方の場合、そのような共感する能力が極めて薄いと言われています。人が共感を感じる際に大きくかかわるとされているのが前頭葉です。
従ってこの前頭葉の働きが普通の人と違うということも推測されています。つまり、前頭葉のいくつかの脳領域などが機能不全となっており、それがサイコパスの原因の一つとして考えられている訳です。凶悪事件を起こしてもこのタイプは罪悪感を持たないです。
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