サイコパスと思われる歴史上の人物

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サイコパスと思われる歴史上の人物

血の伯爵夫人、エリザベート・バートリ

歴史上の人物には一癖も二癖もある人が多くいます。そしてその中には、サイコパスと呼ばれる良心や善意を持っていない精神病を患っていると思える人物がいます。

 

その中でも代表格と言えるのが、エリザベート・バートリです。エリザベート・バートリはハンガリー王国の貴族で、そのあまりの残虐さから、血の伯爵夫人と呼ばれていました。領内の農奴の娘や下級貴族の娘を呼び出しては拷問していたことで有名で、一説によると、鉄の処女と呼ばれる拷問器具で殺した若い女性の血を浴びて若さを保とうとしていた、という話もあります。

 

実際、捜査のため城に入った役人たちは、城内のあちこちに死体が埋められているだけではなく、城に放置された死体や衰弱しきった生存者などを発見しています。被害者は本人の記録では650人もいたと言われています。

 

森蘭丸の兄は暴れ者、鬼武蔵、森長可

日本にもサイコパスと思われる歴史上の人物は何人もいます。その中でも、織田信長の小姓として有名な森蘭丸の兄、森長可は有名な人物と言えるでしょう。彼も弟と同じく信長に仕え、信長からはかなり寵愛されていたのですが、蘭丸と違い武勇に優れ、前線で活躍した武将でした。

 

その勇猛さはさすがと言えましたが、一方で理不尽さも持ち合わせており、関所の役人を切って捨てて通ったり、長島一向一揆の鎮圧では27人も首を取り、戦場では命令違反も当たり前のようにあり、敵を殺し尽くすまで暴れ続けたとも言われています。その様は敵どころか味方からも恐れられていたようです。

 

もちろん、これらのエピソードは江戸時代以降に脚色された部分もあるかと思いますが、残虐な面も持ち合わせていたとされる織田信長以上の暴れ者であったことは間違いないと言えるでしょう。

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